マイホーム購入のタイミングで
結婚・出産・幼稚園・小学校入学の時期とお伝えしましたが
そのほかに、金融面からのタイミングをお伝えします。
低金利の今がお得
低金利というのはよく言われていますが
そもそも金利が変わると、どれくらいの返済差になっていくのでしょう。
実は金利が1%上がっただけで、総支払が数百万円増えるのです。
例えば
3,000万円の借入で35年間、金利が1%違うと
総額617万円の差になります。
そのため同じ価格の物件であっても、支払い額は金利によって違うのです。
長い間、返済する住宅ローンだからこそ、
低金利の時がとってもお得です。
私が昔購入した時代は3.6%の金利でした。その時代に比べ
今は0.47%から0.7%くらいの金利なので、その差は月々にしても
3,000万円借入の場合で5万円近くの差になりますから、
35年の差は数千万円になります。
今は預金してもほとんど金利はつきませんが
借りるには低金利でお得なタイミングだと言えます。
●家賃の支払いがもったいない
毎月の家賃の支払いも、何年も続くと大きな支払いになります。
月に8万円の家賃で10年住んだとすると、約1,000万円近い支払いになり
何も戻ってこない出費になります。
それであれば、家賃を支払うと思って住宅ローンの支払いをした方が、
自分の資産にもなるので老後のことを思うと安心のように思います。
30代前半で購入すれば支払いが終わる頃に、その家を売却、
或いは賃貸で家賃収入を得ながら
もう一度、老後の住まいを買換えできるかもしれませんね。
注意ポイント
★もちろんご注意は、将来、売却や賃貸にしやすい立地を選んでおくことです。
あまりにも不便な場所ですと将来売却は大変です。
団体信用生命保険がついている
団体信用生命保険は、今のタイミングだけでなく
以前から家を購入する時に組む住宅ローンについています。
民間の金融機関で住宅ローンを組む場合、
借入するご本人が
死亡した場合に、ご家族に返済が及ばないように
団体生命保険に加入します。
ご病気等で団体信用生命保険に加入できない場合は
金融機関によっては借入が出来ない場合もございます。
生命保険の告知書に記入も必要なのでお若い間の方が
加入できないリスクは少ないと思います。
(現金購入なら問題ありません)
まとめ
賃貸よりも返済は少し増えるかもしれません。ですが
マイホームでご家族で過ごす、この上ない時間があるのです。
長い返済になりますので、きちんと返済計画をたてた上で
大丈夫であれば、今が買い時なのではないでしょうか!