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●仲介とは?
不動産の取引で、売主と買主の間に立って両者の契約を成立させること。「媒介」とも言います。
まずは何社かに売却査定を依頼して、実際に不動産会社と話をしてみましょう!
不動産会社に依頼をして購入者を探してもらう場合、不動産会社との媒介契約が必要です。
その媒介契約は3種類あります。(専属専任・専任・一般)
専属専任媒介契約・専任媒介契約は一つの不動産会社にのみ仲介を依頼します。
★不動産会社は媒介契約によって行う事
専属専任・・・5日以内に指定流通機構に登録の義務がある
専属・・・・・7日以内に指定流通機構に登録の義務がある
一般・・・・・登録は任意
指定流通機構に登録をすれば、すべてのすべての不動産会社が情報をチェックでき、それだけ早く買主を見つけられることが期待できます。
★不動産会社は売主に報告義務がある
専属専任・・・1週間に1回以上、文書または電子メールによる報告(業法では口頭でも可能)が義務付けられる。
専属・・・・・2週間に1回以上、文書または電子メールによる報告(業法では口頭でも可能)が義務付けられる。
★契約の有効期間は3か月
媒介契約の有効期間は3か月ですが、売り主からの申し出により更新も可能です。
買取とは?
不動産売却には「買取」という方法があります。
仲介とどのような違いがあるのでしょうか?
買取は不動産会社に直接買取ってもらう方法です。
直接価格交渉をして、折り合えばすぐに契約を進めることが出来ます。
売却する家を購入するお客様を探す必要もないですし、広告を出して活動をすることもありません。
買取の最大のメリットは現金化までの期間を短くできることです。
仲介手数料もかかりません。
一方、デメリットは売却価格が安くなってしまうことです。
売却金額が仲介の約20%以上安くなることを覚悟しなければなりません。
即時買取
価格交渉後、すぐに不動産会社が買い取ってくれる方法です。市場での販売活動は一切しないため世に出すこともありません。仲介手数料もかかりません。
現金化するまでの時間が短いため、現金が必要な方に向いています。
買取保証
買取保証とは、一定の期間仲介として販売をするのですが、その間に売却できなかった場合に買取をするものです。
個人売買とは?
個人売買とは不動産会社を通さずに、直接不動産取引を行う事です。
仲介手数料や消費税がかからないのでお得なようにも見えますが、
トラブルがあった時に困ったことになる事も。。。
メリット、デメリットを把握したうえで、どうするかを選択しましょう!
個人売買のメリット
不動産会社に仲介してもらう場合には仲介手数料がいりますが個人倍内の場合にはそれが必要ありません。
また家を売却する時には消費税がいりません。土地はもともと非課税です。
家屋については不動産会社(課税業者)が行う場合は消費税がかかります。
このように個人売買の場合は、手数料の負担が少ないため
お得感があります。
親族間や、親子間などの場合など、信頼関係がある間柄なら良いでしょう。
個人売買のデメリット!
不動産の取引には専門知識が必要な場合が多いです。売主は
瑕疵担保責任を負わなければいけないので、万一、シロアリで土台の腐食や
建物の欠陥など、買主が知りえない瑕疵が発覚した場合は損害賠償を請求されるケースもあります。
契約書を作成する場合に、これらの内容についてや特約条項など細かい内容を取り決める必要があります。
不動産会社が仲介する場合は、不動産会社が価格交渉も契約書作成等もしてくれますが個人売買の場合は当事者同士で行なわないといけません。
トラブルが起こった時の対応も売主、買主双方での協議となります。
そのため、できれば不動産会社に仲介に入ってもらうことをおすすめします。
まとめ
不動産の売却の方法でメリット・デメリットをしっかりと把握し、どういう売却の仕方をしたほうがいいのかを決める必要があります。
また、査定価格も不動産会社により変わりますので、信頼のおける不動産会社を見つけましょう!