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団体信用生命保険とは??
団体信用生命保険は、ローンの契約者がローン返済途中に亡くなった場合、
あるいは高度障害に陥った場合、ローンの残債を肩代わりしてもらえる住宅ローン専用の保険になります。
通常はローンの借入条件に団体信用生命保険加入が義務付けられます。
ローン契約者に万が一のことが起こっても、残された家族が住宅ローンの返済で経済的に困らないようにするための生命保険の一種だと言えます。
死亡と高度障害になった場合の保険料は特に必要なく、通常は住宅ローンの金利に含まれているケースが多いです。
今はがん保険や3大疾病保険などの特約をつけることができ
大変充実度が増しました。がんのケースで金利が0.1%上がり、
三大疾病の時は0.3%住宅ローンの金利にプラスするケースが多いです。
(金融機関によっては0.2%上がる場合もあります。必ず確認しましょう!)
例えばがん保険。いまや2人に1人はがんになると言われています。
住宅ローンの金利に上乗せするだけで付加できます。
※がん保険、三大疾病保障付きなどは、加入できる年齢制限があるので注意しましょう!
団体信用生命保険の補償内容
団体信用生命保険で代表的なものは、通常の団体信用生命保険、三大疾病保障付き団体信用生命保険、八大疾病保障付き団体信用生命保険などがあります。
通常の団体信用生命保険
ご契約者が死亡または高度障害で寝たきりになった場合に住宅ローンの残債を肩代わりしてくれる保険です。
三大疾病保障付き団体信用生命保険
三大疾病とはがん・脳卒中・急性心筋梗塞の病気です。
ローン契約者が、死亡・高度障害状態になった時に加えて「三大疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞)で所定の状態」になったときにも、残された住宅ローンが完済される仕組みです。
金融機関によっても違いがありますが、住宅ローンの金利に0.3%上乗せされるケースが多いです。
また所定の状態が、入る団体信用生命保険の商品によって違いますので、しっかりと内容を把握されておくことが大事です。
八大疾病保障付き団体信用生命保険
八大疾病とは3大疾病(がん・脳卒中・急性心筋梗塞)に加えて5つの重度慢性疾患[高血圧症・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵(すい)炎]を指します。
商品によって保障開始日や補償条件などが違いますので注意しましょう!
団体信用生命保険で注意する点とは?
生命保険の一種ですので、加入の際は告知書が必要となります。
保険会社に自分の健康状態をあらかじめ申告することです。生命保険会社は、その健康告知をもとにお客様を保険に加入させて良いかどうかを判断します。
病気の症状や持病がある人は団体信用生命保険に加入できないケースもあります。
健康状態が悪いとマイホームが購入できないのかというと、フラット35などの商品は団信と借入は一緒じゃないといけない訳ではないので、選択肢としてございます。
ただ、先々の不安は残りますので民間の生命保険の加入などで対策をしましょう。
団体信用生命保険加入時期に保障の見直しをしよう!
団体信用生命保険の加入のタイミングで、他にかけている生命保険を含めて
保障が重複していないか、あるいはカバー出来てない部分はないか?などを再度確認しましょう。
住宅ローンも開始になりますので家計の節約になるかなどを
保険のプロに聞いてみるのもいいのではないでしょうか!